Hilo Homemade Ice Cream の歩み:

 

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1.Hilo Homemade Ice Cream  の始まり

 1970年代のビックアイランド(ハワイ島)では、家族の最高の楽しみである “アイスクリーム” のその殆どが、メインランド(アメリカ本土)からの輸入でした。 アメリカでは、デザートの消費量で一番多いのがアイスクリームとあって、老若 男女問わず、皆とても好きでよく食べられているのです。 そんな中、自然とその産物に恵まれたこの島で “美味しいホームメ イド・アイス クリームを作りたい” と、日系アメリカ人夫婦が自宅のバックヤードで細々と 作り始めたのが、この Hilo Homemade Ice Cream の始まりです。 そのHilo Homemade Ice Cream は、"ハワイ島 Hiloという不思議な田舎町” の 縁で繋がり、人から人へと受け継がれ、現在6代目となる歴史あるアイスクリーム なのです。

 

 

 

2.Ainaola Drive の“ビッグレッドバーン” (アイナオラ・ドライブの“大きな赤い納屋”)

 ヒロの町から UH Hilo (ハワイ大学ヒロ校)の方へ上って行くと閑静な住宅街が広がり、 それを更に上って行くと、標高が上がり家も数える程しかない 農地帯となります。そんな 中の Ainaola Driveに、Hilo Homemade Ice Cream のオリジナル工房がありました。その “ビック レッドバーン”と呼ばれる大きな赤い納屋の中には、アイスクリーム工房の他に、ウォーク インフリーザーが2つ(なんと1つは事務所として使っていました!)と、皆で遊べる 大きな卓球台、そして4代目オーナーHondoと5代目オーナーJinの趣味のサーフボードを 作る工房もありました。それでもまだまだスペースが余っていたので、“ビックレッド バーン” は、日本ではあまり見かけない程の本当に大きな大きな納屋だったのです。

 

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3.UJ&Fred(2代目)

 この “ビックレッドバーン” を、最初に開拓したのが2代目のUJ&Fredです。 初代から、Hilo Homemade Ice Cream を引き継いだUJ Koyama は、その何かの倉庫であったと 思われる “ビックレッドバーン” があった Ainaola Drive へ引越しました。そして、 パートナー のFredと共に、その中をアイスクリーム工房に造り変えたのです。 その後、5代目まではずっとこの工房でアイスクリーム が作られました。 UJ Koyamaは、このHilo Homemade Ice Cream の2代目として、10年ほど初代から受け継いだ アイスクリームの味を伝え続けると同時に、さらに「自然の手作りのおいしさ」を求め、 改良も重ねていきました。

 

 

 

4.Keaukaha Store−"Hilo Homemade Ice Cream 本店”

 ヒロ唯一のビーチ沿いであり、ネイティブ・ハワイアンの聖地でもある Keaukaha(ケオカハ) に Hilo Homemade Ice Cream の本店があります。これは、 2代目UJ Koyamaがオープンした初の直営店です。 Keaukahaは、ヒロの町からも車で10分程の所にもかかわらず、雄大な自然と ヒロならではの素晴らしいビーチが連なり、今もなお地元ハワイアンの大切な場所 であり続ける所です。店という店は殆どなく、海沿いの原生林が広がっています。 この店がオープンしたことにより、当初、レストラン等への卸売りだけをしていた Hilo Homemade Ice Cream が、少しずつ地元の人々に知られていきました。そし て、アメリカ本土から入ってくるアイスクリームとは違い、この島でとれる恵みの 産物を使い、丁寧に手作りにこだわって作られたHilo Homemadeのアイスクリーム は、多くの地元の人々に愛され、支えられてきました。やはり Keaukaha という 独特な雰囲気のある場所柄、この店は地元の人々の愛情をたくさん受けることが できたのでしょう。 **今もなお、 Keaukahaが地元の人々にかけがえのない場所 であり続ける理由は、その場所が少し奥まっていて観光客にはわかり難いことも あるかもしれませんが、それ以上に、ヒロの心温まる風土と、ネイティブ・ハワイ アンがこの土地の自然を長い間大切に守り続けてきた証なのでしょう。 この原点とも言える場所で食べるHilo Homemade Ice Cream は、やはり格別の味です。

 

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5.Hondo(4代目)

 3代目のオーナー、Miyo(ヒロでは有名なローカル日本食の老舗 Miyo's のオーナー) に任され始めた Hilo Homemade を引継ぎ、Hilo Homemade Ice Cream のその味 とブランドを大きく進展させたのは、4代目オーナーHondo Mizutaniです。 2代目UJ&Fredによって基礎を築かれたHilo Homemadeは、Hondoによりレストラン への卸売りを中心に、ハワイ島全域に広められました。その週に製造したものを、 週に一度数時間かけて島全体に配達にまわることにより、ヒロだけではなく、観光客の多いワイメアやヒロとは反対側のコナサイドでもその味を味わってもらえるようになりました。こうして、地元の人々のみならず、アメリカ本土や他の国 から訪れる観 光客にもHilo Homemade Ice Creamの名は知られていくように なったのです。アメリカの観光ガイドには必ず紹介され、このアイスクリームを 求めてきてくれるお客様も増えました。今もなお、ハワイ島全域のさまざまな レストランやショップで、Hilo Homemade Ice Cream を味わうことができます。

 

 

6.Jin(5代目)

 1997年、海が好きでバックパック一つでヒロにたどり着いたJin Nagaeは、ヒロ の海で 偶然にもHondoと出会います。そして縁があり、Jinはハワイ大学ヒロ校に通う傍ら、Hondoが Hilo Homemade Ice Cream を始めた当初より手伝いで このアイスクリーム 製造に携わるようになります。その後、一時オアフ島へ移住しましたが、Hondoと 意気投合し、Hilo Homemade Ice Cream を共同経営することとなり、ハワイ島へ戻ります。 その後、Hondoがこの製造から身を引くのをきっかけに、5代目として、本格的に Hilo Homemade Ice Cream 本店を受け継ぐこととなりました。そして、たくさんの温かい地元の人々に支えられながら、Hilo Homemade Ice Cream の伝統を守り続け、地元 Hilo はもとより、アメリカ本土、ヨーロッパ諸国、また日本からのお客様にもこよなく愛される

アイスクリームに成長させました。 しかし、2005年に日本への帰国を決意し、2006年には日本で Hilo Homemade Ice Cream を立ち上げたのです。

 

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7.Downtown Store−"Hilo Homemade Ice Cream 2号店”

 4代目のHondoが5代目のJinと一緒にやり始めた頃にオープンした、ヒロのダウンタウンにある “小さなレンガ造り” のお店です。ダウンタウンという場所柄、地元の 人々のみならず、ヒロに来るたくさんの観光客にも身近にHilo Homemade Ice Cream を味わってもらうことができた2号店。小さかったのですが、レンガが とてもおしゃれで可愛らしい雰囲気の、Keaukaha本店とはまた違った魅力のある お店でした。残念ながら、このお店は2008年にオーナーが代わり、現在はダウン タウンの海に面するメインストリートに移転して、新しいCafeとなりました。お店 の名前は変わったものの、そこで今もHilo Homemade Ice Cream を味わうことができます。

 

 

 

8.Tropical Dreams (6代目)

 5代目Jinが帰国を決意した後に、6代目として引き継いだのが Tropical Dreams オーナーの John Edney です。 Tropical Dreams は、ハワイ島にあるもう一つ の アイスクリーム・メーカーで、現在ハワイ島では、 Tropical Dreams が Hilo Homemade Ice Cream も作っていることになります。当時、コナの方の Kawaihaeに工房がありましたが、2007年に、Waimea に工房を移し、ここで “Tropical Dreams” アイスクリームと “Hilo Homemade” アイスクリームが 作られています。 製造者は変わっても、Hilo Homemade Ice Cream が初代より大切に してきた原材料へのこだわりとホームメイドスタイルは今でもそのまま受け 継がれています。日本で Hilo Homemade Ice Cream を立ち上げた5代目の Jin とハワイ島の6代目Johnは協力体制をとり、両方の場所で、長年受け継がれてきた伝統の味と手作りのやさしい味を作り続けています。 Tropical Dreamsのホームページへ

 

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9.鵠沼海岸の“Hilo Homemade Ice Cream 工房”

 日本に帰国したJinは、ヒロと同じように、“海の近く” で、“ホームメイ ド スタイルそのまま” に Hilo Homemade Ice Cream を作りたいと、土地の雰囲気が どことなく似ている “鵠沼海岸のノンビリした裏路地にある小さな小さなお店” を改装し、工房を立ち上げました。そしてHilo Homemade Ice Cream のオーナーが代々そうしてきたように、妻のAyako と日々手作りしています。 ヒロで作っていた時とは原材料も気候も風土も違う為、当時はなかなか上手く再現することができず、満足いくものに仕上げるまでに約6ヶ月の時間がかかり ました。卵を使用しない等の基本は同じなのですが、日本では、日本の原材料や お客様の好み・ニーズに合うよう、さらに工夫を重ねております。もちろん、 コナコーヒーやハワイアンソルトなど、ハワイ島にしかない特産物は、ハワイ島のものを100%使用しております。代々受け継がれてきた大切なものを守りながらも、さらなるおいしさを求め、ヒロの地元の人々が愛し続けた Hilo Homemade Ice Cream が 日本の皆様にも末永く愛され続けるよう心から願い、この小さな工房で手作り し続けております。

 

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